日本生命保険相互会社のグループ会社、ニッセイ緑の財団が11日、御坊市の湯川小学校に「樹木プレート」を寄贈した。

 同財団では全国に約200カ所、県内では印南町川又などに「ニッセイの森」を持ち、森づくり活動を行っている。活動の中で出る間伐材の有効活用として全国の小学校に樹木プレートの寄贈を行っている。

 11日には日本生命保険相互会社の和歌山支社の松田健太郎支社長、同支社の加藤恵也拠点支援担当、御坊営業部の嶋田拓浩部長、同校担当の井上璃紗さんの4人が来校。寄贈したのは木の種類などを書いて樹木に取り付ける「樹木プレート」30セット。

 松田支社長が「ESD(持続可能な開発のための教育)推進協力校、森林を愛する人づくり事業協力校となり、取り組みを進めていただきますようお願いします」と贈呈。小谷剛史校長は「校内には大きな木がたくさんあり、その下で子どもたちが遊んでいます。木の名前を書いたプレートを設置すれば、木のことを知り、興味を持つきっかけになると思います」と話していた。プレートは園芸部の子どもたちが製作し、木に張っていく。

写真=樹木プレートを寄贈する松田支社長(右から3人目)、井上さん、嶋田部長