県高校ホッケー選手権大会(県高校体育連盟など主催)が11日から13日までの3日間、日高町荊木のマツゲンスポーツグラウンドで開かれ、女子の部で紀央館が2年ぶり13回目の優勝を決めた。男子も紀央館が準優勝と健闘し、男女そろって11月に京都で開催される全国高校ホッケー選抜大会近畿地区予選に出場する。

女子の部は紀央館、県和商、田辺、男子の部は紀央館、箕島、田辺が出場し、男女別でリーグ戦を行った。

紀央館女子は田辺に2―0で勝ち、県和商に0―0の引き分けで1勝1分け。県和商も1勝1分けで並んだが、得失点差で優勝が決まった。

紀央館男子は田辺を2―1で下し、箕島に0―2で敗れ1勝1敗。2戦全勝で優勝した箕島に一歩及ばなかったが、準優勝となった。近畿大会は2府4県の男子10チーム、女子8チームで競う。

顧問の喜多英登教諭は「総体はコロナのために中止になったが、この大会ができたことに感謝したい。最後となる3年生が男女とも頑張ってくれた。近畿大会では失点を少なくし、1戦必勝の気持ちで挑みたい」と話している。

紀央館の男女メンバーは次の通り。

女子=柏衣梨(部長)、喜多英登(監督)、中尾年博(コーチ)、平松楓(主将)、清水麻衣、小早川恵利佳、石原奈佑、西川夏未、桐谷美羽、片嶋章乃、岩﨑明生、則岡美羽、千原璃乃、川端有杏、平井翼紗

男子=畑中宏之(部長)、中尾年博(監督)、喜多英登(コーチ)、龍神一樹(主将)、池本伊織、小川凪、吉冨達哉、後藤勇志、余田優斗、宇戸悠稀、長田昂樹、岩﨑航成、美濃一那、立花歩夢、大畑翔也、宮脇克幸、竹中涼太

写真=優勝の紀央館女子メンバー㊤と、準優勝の紀央館男子メンバー