28日からの全国公開を前に2日、御坊日高が舞台の映画「ソワレ」の試写会が御坊市民文化会館大ホールで開かれた。首都圏等の試写会は新型コロナの影響で中止となり、ロケ地の御坊市が全国唯一の開催となった。 

 ソワレは、俳優で演出家の豊原功補さんや歌手で女優の小泉今日子さんらが設立した新世界合同会社の第1回プロデュース作品。海外の映画祭で受賞経験のある外山文治さんが監督を務めている。

 試写会は3密回避へ協賛金協力者、実行委員、マスコミなど関係者限定で約140人が参加。上映に先立ち、御坊日高映画プロジェクト実行委員会の阪本仁志代表理事があいさつし、「皆さまがいなければ『ソワレ』という映画はできなかった」と喜びを表し、「御坊日高にはスタッフが驚いたほどきれいな海、山や川がある。映画を通じて全国に発信したい」と意欲的に語った。

 地元の三浦源吾御坊市長の祝辞に続き、共同プロデューサーの前田和紀さん(和歌山市出身)が「皆さまのおかげで、非常にいい作品と自信を持っていえる、映画史に残るような作品ができた」と感謝した。

 心の傷と罪を抱えて逃げる若い2人の切ない逃避行の物語で、煙樹ケ浜の青い海の映像からスタート。話が進むに連れて美浜町の松林、日高川の上流地域、道成寺、みなべ町の梅農家など日高地方各地がスクリーンに登場した。

 上映後、製作会社の新世界合同会社からのメッセージ映像が映し出され、プロデューサーの豊原さん、アソシエイトプロデューサーの小泉さん、監督の外山さん、主演の芋生悠さんが地元の支援に感謝のうえ、「気に入ってくださったら、ぜひお友達や周りの方々、よろしければSNSでもお勧めしてください」と呼びかけた。

写真=製作会社のメッセージ映像(左から豊原さん、芋生さん、外山監督、小泉さん)