新型コロナウイルス感染拡大の影響で第102回全国高校野球選手権大会・同和歌山大会が中止になったことを受けて開催される「2020 夏 高校野球和歌山大会」が18日、紀三井寺公園野球場で開幕。今夏は無観客試合で一般の観客は入場できないものの、球場の外から目に見えない、いろんな形での応援はたくさんあると思うので、球児たちには、思う存分、それに応える全力プレーを見せてもらいたいと思う。
コロナ禍の中だが、今年も本紙エリア7校の横顔を紹介することができた。例年なら各選手の打率や本塁打、防御率なども表にして掲載するところだが、今年は試合が6月下旬までなかったため紙面から外すしかなかった。企画自体も少し変更し、「主将に聞く」というタイトルでチームのまとめ役にインタビュー。その内容を記事にした。
取材を担当した2校の主将は、甲子園がなくなったことには大きなショックを受けたが、県独自大会の開催が決まって新たな目標ができると、高校野球の集大成を発揮しようと、何とかやる気を取り戻せたと話していた。まだコロナが終息しない状況の中、大会の開催に尽力してくれた多くの人たちへの感謝の声が聞かれ、支えてくれた保護者や指導者に対しても「紀三井寺で恩返しの活躍がしたい」。いつもの夏と変わらない目の輝きを見られ、少し安心した。
いよいよ熱戦開幕。活動停止期間が長かった影響で理想通りのプレーができないかもしれない。それでも、最後まで諦めず、ベストを尽くすことに専念し、胸に秘めた気持ちを白球に込め、異例の夏でも、いつものように素晴らしい試合を見せてもらいたい。(賀)


