県は17日、新たに和歌山市内の県立高校に通う10代女子生徒、同市在住の40代女性ヘルパー、海南保健所管内在住の20代男性会社員の3人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内では今月8日、和歌山信愛大学の学生らに感染が確認されて以降、感染者数は計23人に上り、早いペースで増加。感染経路不明や県外からの持ち込みもあり、県は第2波ととらえて警戒を強めている。
新たに感染が確認された和歌山市内在住の10代女子生徒は13日の下校後、37・7度の発熱があり、15日に検体採取したところ、16日、陽性が判明。13日と14日に登校したが、朝の検温で発熱はなく、学校側は体調不良を把握していなかった。同級生ら約40人と同居家族2人を検査中。高校は消毒のため20日まで臨時休校する。
40代女性ヘルパーは14日、37・7度の発熱があり、15日に検体採取したところ、16日陽性が判明。訪問介護をしており、訪問先の11人と同居家族5人を検査している。20代男性会社員は大阪府内に勤務しており、14日37・8度の発熱、16日検体採取、17日に陽性が判明。11・12日は大阪に滞在し、友人と食事している。同居家族4人を検査中。新たに感染した3人は、いずれも病状が安定している。県内での感染者累計は87人。入院中は14人。
野㞍孝子福祉保健部技監は県内で全く別ルートから感染が確認され、さらに拡大する恐れもあることから「県内での感染流行の第2波がきたととらえている」とし、「安全な外出を徹底するとともに、感染予防が取られていない飲食店は避けていただきたい。県外に行って2週間以内に症状が出た場合はかかりつけ医、または保健所に相談してほしい」と話している。
県内では県民対象の観光事業「わかやまリフレッシュプラン」が展開され、18日から県独自大会の高校野球も開幕。再びコロナが拡大し、隣接の大阪でも県が県外客の受け入れ自粛基準に設定している、「一日当たり40人を超える感染確認」が連日続いている中、県民の不安が大きくなっている。

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