日高地方の木材関係団体、企業、日高振興局、7市町などでつくる木づかいどうしの会(代表=山田誠一丸紀木材工業株式会社代表取締役会長)や木材製品製作者が24日、御坊市の日高振興局にスギやヒノキの地域産材で作ったオフィス家具、玩具、漁具など約50点を寄贈した。

 引き渡し式には山田代表や日高木材協同組合の松本政彦理事長と組合員の井原志朗氏、紀中森林組合の中家哲組合長、社会福祉法人太陽福祉会太陽作業所の山中和行氏らが出席。目録贈呈のあと、山田代表が「地元の木を使っていろんなものを作ることが、木材産業の発展につながる。地域のよさや誇りを感じながら取り組んでいきたい」とあいさつした。

 小川文明農林水産振興部長は「振興局管内でのスギ、ヒノキの生産量は増えているが、消費は十分とは言えない。皆さま方には忙しい中、木材製品を作っていただきありがたい。木材製品のファンを増やして、地域産材を地域で消費する循環利用のサイクルをつくり、木材産業活性化のモデルになるよう取り組みたい」と約束。管内公共施設での積極的な利用を推進していく考えも示した。

 今回、引き渡しされた木材製品は調湿性能を持ったスギの掲示板、ヒノキのスリット型ベンチ、トラックや列車の玩具、ペン立て、フォトフレーム、ウナギ捕獲用のスギ製筒(川漁師なおべ提供)など。振興局内で展示してPRするほか、カタログの作成なども検討している。

写真=寄贈された木材製品と山田代表、松本理事長、小川部長(左から)