日高建設業協同組合(三尾聖司理事長)は18日、御坊市薗のひだか病院に体温測定用のサーモグラフィを寄贈した。

 高性能の赤外線カメラが瞬時に体温を測定し、モニターに表示される。カメラにはスタンドが取り付けられ、玄関等で来院者の体温チェックに活用できる。

 贈呈は病院1階ロビーで行われ、三尾理事長、丸山克也副理事長、清水達成副理事長の3人が病院を訪問。三尾理事長は「新型コロナウイルスで苦労している病院に対し、組合でも何かできることがないか考え、瞬時に体温が測定できるサーモグラフィを贈らせてもらうことにしました」と述べ、尾﨑文教院長に赤外線カメラを手渡した。

 尾﨑院長は「精度の高い機器をいただき、さっそく玄関に設置して活用させていただきます。入り口で発熱患者を判別することができるので、入院患者を守ることにつながります」と話していた。

写真=三尾理事長からサーモグラフィを受け取る尾﨑院長㊧ら