御坊市消防団は、「女性消防班」の発足に向けて、団員を募集する。男性団員のように火災現場に出動するのではなく、市民の火災予防や防災意識を高める広報や啓発が主な任務。女性のソフトな面を生かし、消防団活動の充実強化や地域防災力の向上を図る。
消防団活動が多様化する中、災害での後方支援や避難所の運営サポートをはじめ、住宅用火災警報器の設置促進から、火災予防の普及啓発、住民に対する防災教育・応急手当ての指導まで広範囲にわたり、女性団員の活躍が期待されており、全国的に採用する自治体が増加。日高地方ではみなべ町に続いての取り組みとなる。
市民の防火・防災意識を高める中心になってもらうのが狙い。男性の団員とは活動が異なり、火災現場での消火活動は行わない。主な活動は火災予防広報、防災知識、応急手当ての普及啓発、各種行事への参加。年内に女性消防班を発足、活動スタートの計画で進めている。
募集人員は10人以内。応募資格は市内に住む18歳以上の心身ともに健康で志操堅固な人となっている。男性団員と同様、待遇は市の非常勤特別職の地方公務員となり、条例に基づいて報酬や手当を支給。活動服は男性と同じだが、制服は女性用デザインのものが貸与される。このほか公務災害補償や退職報償金(勤続5年以上)の制度がある。
市消防本部消防総務課の松尾富弘課長は「女性消防団員として地域の防火指導、広報活動、応急手当ての啓発といった消防団活動をしてみませんか。女性ならではの視点を生かし、子どもからお年寄りまで市民の安全・安心を守るために消防団活動に積極的に参加していただける方を募集しています。女性が直接主婦層に呼びかけることで、啓発効果はこれまで以上に大きくなると期待しており、ぜひ女性の皆さんのお力を貸してほしい」と協力を求めている。
申し込みや問い合わせは同課℡0738―22―1730。
写真=ポスターで募集をPR


