「今シーズンの阪神は今までと一味違う」「ゴールデンウィーク中は旅行に出かけ、とても楽しかった」。本来ならこういう会話が飛び交う時期。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、耳にするのは「休みに家にいるのが暇」「どこかに出かけてリフレッシュしたい」などという言葉ばかり▼コンサートなどの文化活動、プロ野球やサッカーなどのスポーツ観戦などの娯楽は、癒しのひとときを与えてくれる瞬間。しかし、それらが制限されている状況で、仕事で溜まったストレスを発散できず、辛い思いをされている読者も多いのではないだろうか▼新型コロナウイルスは1月16日、神奈川県で初めて確認され、約4カ月が経過。累計感染者数は1万6000人近くになった。先月には全国に緊急事態宣言が発令。3密(密集、密閉、密接)や不要不急の外出を控えることが求められ、国民が自粛に努めている最中。その甲斐あって現在は落ち着きつつあり、新規感染者数が激減。これまでは一日に700人超となったことがあったが、最近では100人未満の日が続いている。和歌山県でも感染者は減る一方で、大阪などでは「出口戦略」も言われ始めた▼しかし、油断は禁物。韓国ソウル市では感染者が減少していたが、再び100人を超える集団感染が発生したというケースもあり、決して現状に楽観はできない。一人ひとりが手洗いの徹底、不要不急の外出を控えるなどの感染予防対策に手を抜かないことが大事で、それが終息への近道。ひとまず感染する可能性のある娯楽や趣味はお預けにし、新たな過ごし方に挑戦する楽しさを味わってみてはいかがだろう。(雄)