印南町長選と議員補欠選挙が4日、告示され、町長選は現職の日裏勝己氏(68)=2期・皆瀬川=、議員補選はいずれも新人の木村栄一氏(62)=島田=と丸山則枝氏(64)=印南=が立候補を届け出た。町長選は正午現在、ほかに届け出はなく、日裏氏の無投票3選が濃厚。一方、町議補選(定数1)は一騎打ちの選挙戦に突入し、9日の投開票まで5日間の舌戦がスタートした。

木村陣営は島田の選挙事務所で出陣式を行い、支持者ら約150人が参集。選挙責任者の坂田和彦氏(63)が「印南町をよくする、島田をよくする、そんな思いでの立候補。木村君を町議会に送り出すため協力を」とあいさつ。木村候補は「皆さまの声を真摯(しんし)に聞き、代弁者となって行政に反映させたい」と決意を示し、「やりたいことはたくさんある。第一次産業の発展に向けては全国の成功事例を参考に印南らしい政策ができるよう働きかけたい。災害に強いまちづくりも待ったなしの課題。私が(元教員として)37年間携わった教育環境の一層の充実や発信で、少子化や高齢化対策の糸口にもしていきたい」と意欲。「力強いご支援を」と声を張り上げた。西田佳司街宣部長(51)のガンバローコールで必勝を期した。

丸山陣営は光川地内の選挙事務所で出陣式を行い、支持者ら30人が集まった。朝間諭後援会長は「今回の町議補欠選挙は、大げさに言うと町を二分する選挙になる。投票率は低くなると予想されるが、地元の光川地区だけの票で当選は厳しい。候補者は死にもの狂いで頑張りますが、支持者の皆さんもそれに近いご努力をお願いします」とあいさつ。丸山候補は「皆さまおはようございます。この光川で育って64年、素晴らしいこの印南町に育てられました。本日、その恩返しをするつもりで町議に立たせていただきます。有権者の半分は女性です。その女性たちの応援をいただいて、町議会に一人でも女性を送り込んでいただけるよう、どうぞ皆さまの応援をよろしくお願いいたします。私頑張ります」と声高らかに第一声を放った。

写真=「皆さんの声を聞く」と木村候補㊤と、「町議会に女性を」と丸山候補