印南町印南原の大歳神社(平野聖翔宮司)で節分の3日、「節分算賀祭(せつぶんさんがさい)」が行われ、厄年や還暦、喜寿、傘寿など人生の節目の年に当たる氏子ら20人が参列した。
神事を行ったあと、福豆を升に入れた参列者が鳥居の下の石段に勢ぞろいし、「鬼は~外 福は~内」と声高らかに一斉に豆をまき、健康長寿を祈願した。
同祭は参拝の足が遠のきがちな冬の時期に、伝統行事である節分の豆まきを楽しんでもらおうと2008年から始め、今年で13年目。社務所内ではお神酒やぜんざいも振る舞われ、絵馬に思い思いの願いごとを書いて奉納するなど、笑顔いっぱいの楽しいひとときを過ごしていた。
平野宮司は「豆は『魔滅』とも書き、豆をまくことは魔を滅す意味があり、大変縁起のいいこと。このような行事を未来に伝承していくことが、神社の役割の一つではないかと思っています。とても楽しい行事ですので、今後も多くの方に参加していただき、一年をつつがなく過ごしてほしいと思います」と話している。
写真=石段から一斉に豆をまく参列者


