国内で新型コロナウイルスによる肺炎患者や感染者が増加していることを受け、日高地方でも学校や自治体が行事を中止するなどの動きが出ている。御坊市の御坊中学校と名田中学校では31日の大阪へのお別れ遠足を取りやめ、美浜町の松洋中学校は7日の大阪市内で行う都市体験、由良町は8・9日に滋賀県で行う予定だった雪国体験の中止を決定。他の学校でも今後の状況によっては行事の中止を検討している。

 御坊中では3年生55人、名田中では全校生徒36人がいずれもお別れ遠足として、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)へ行く予定だった。松洋中は2年生50人が大阪市内を散策する予定で、由良町の雪国体験は滋賀県高島市でスキーを楽しみ、小中学生25人が参加する予定となっていた。中国など外国人観光客に人気のUSJへは、印南町の清流中学校も6日にお別れ遠足を予定しているが、現在検討中(3日に最終決定)としている。

 今月前半に予定されている行事では、紀央館高校が3日から7日まで長野県志賀高原スキー場への修学旅行(2年生約200人)、日高中津分校が4日から6日まで沖縄県への修学旅行(1年生23人)があるが、いずれも「今後旅行先で蔓延するなどすれば検討したい」としている。

 このほか、今月後半には、御坊市内のすべての小学校で和歌山市のマリーナシティや白浜町のアドベンチャーワールドなどへのお別れ遠足が予定されており、現時点で中止を決めた学校はないが、いずれも「今後の状況をみて判断したい」としている。