日高高校は10日、御坊市民文化会館大ホールで駐日トルコ共和国大使ハサン・ムラット・メルジャン氏の講演会を開き、高校生と附属中学生620人がトルコと日本の関係を学んだ。
メルジャン大使は、1890年に起こったエルトゥールル号事件を紹介。「真っ暗な夜中に血まみれで言葉も通じない異国の人が皆さんの家を訪ねてきたらどうしますか。串本町の大島の人たちは自らの命を危険にさらすかもしれないのに、助けるために手を差し伸べてくれた」とし、「今年は事件から130年の節目の年になります。今の友好関係があるのは皆さんの祖先の勇敢な姿勢があったからです」と説明した。
また、「トルコでは日本人は特別な存在として常に歓迎しており、航空会社では『串本号』という名の飛行機もあります」といまでも日本を大切にしていることを紹介。最後に「日本の若い世代に伝えたい。善意、誠意
をもって良いことをすれば、良いこととして返ってくることを忘れないでください」と訴えた。
このほか、トルコの国の特徴などを話し、時折客席に下りて生徒にクイズを出すなど楽しく講演した。
写真=客席に下りて話すメルジャン大使


