御坊市の御坊中学校(岩國隆宏校長)で11日、県薬物乱用防止指導員協議会や大阪税関和歌山税関支署などの「No! DRUGフェスティバル」が行われ、生徒や保護者ら170人が薬物の危険性を学んだ。

 薬物の断り方実演では、同校の教諭と生徒が舞台で実演。「話題を変える作戦」「同じことを繰り返す壊れたCD作戦」「でも、だって、どうしてで断る3D作戦」「その場から逃げる」の4つの断り方を紹介。薬物使用を誘ってくる教諭扮する先輩から、生徒たちがそれぞれの作戦で断る様子を披露した。

 講演や麻薬探知犬のデモンストレーションなどもあり、芸能人の逮捕などで違法薬物への関心が高まる中、生徒たちは真剣な様子で危険性を学んでいた。

 最後は生徒を代表して畑崎沙月さん(2年)が大会宣言し、社会から薬物をなくすことを誓った。

写真=生徒らが薬物の断り方などを実演