先日、和歌山高専など主催のテクノサロンでネット、SNSを活用した販路拡大をテーマにした講演を聞いた。フェイスブックやツイッターなどを活用して自身の事業をPRしていくことなどで説明があった。ユーザーに関心を持ってもらって来店してもらい、さらに他者へ推奨してもらうことで営業活動につなげていくというもの。印象的だったのは「企業の発信情報は友人のランチ情報にはかなわない」という一文だ。

 確かに企業が発信する情報には自社の製品の良いところを中心にPRする場合が多く、実際に参考になるのはユーザーの生の声だ。よくインターネットショッピングを利用するが、そこでも参考になるのがユーザーレビュー。特に衣類など、ネットでのサイズ選びが難しい商品では、レビューで購入者が自身の身長と体重を記載した上で着用感などを記している。家電製品などでも商品説明に書かれている力が十分に発揮されていないことや、他の商品と比較したりするなど有用な情報が多い。商品選びをする中でレビュー数の多さは重要なポイントになる。

 一方でレビューも100%信用できるとは限らない。送料無料や粗品贈呈などを条件に数を稼ぐのはまだいいとして、最近は数百のレビュー自体を捏造している場合もある。また高評価にするためにサイト管理者が料金の支払いを要求するなど、レビューの信頼度に不安を感じる報道もある。

 一部でそういうこともあるが、一般ユーザーのレビューや口コミが、商品や店探しをする上で重要なのは間違いない。日高地方にも良い商品やサービスがたくさんある。本紙でもフェイスブックを開設しているので、どんどん発信していき、地域活性化につなげていきたい。(城)