薪炭林や紀州備長炭が「みなべ・田辺の梅システム」の世界農業遺産認定に重要な役割を果たしたことを知ってもらおうと、ウバメガシの植樹会が1日、高城地区の百年の森で開かれ、10組33人の親子が体験した。

 清川地内の備長炭振興館で、みなべ川森林組合の松本貢参事から、紀州備長炭の原木となるウバメガシの森(薪炭林)は災害などから山を守る救世主で、みなべ田辺地域では昔から薪炭林を残すために山全体を梅畑にしない習慣が守られてきたことや、近年は皆伐で清川地内では20㌶がはげ山となってしまっていることを勉強した。

 バスで百年の森に移動後、ウバメガシの苗木200本を親子で植栽。土を掘り、丁寧に植えてシカからの食害を防ぐネットをかぶせていった。

 熊岡から家族で参加した那須正樹さん(46)、あき子さん(46)、慶太君(11)、大悟君(9)、悠人君(5)は「上手に植えられました」と笑顔で話していた。

写真=ウバメガシの苗木を植樹する親子