新聞記事を読み、周囲の人と話し合った内容も交えて感想や意見をまとめる「第10回いっしょに読もう! 新聞コンクール(日本新聞協会主催)」の全国審査で、御坊小学校5年生、木村友則君の作品が上位2番目の優秀賞に選ばれた。東京五輪のメダルに込められた「多様性と調和」への思いを知り、「オリンピックをきっかけに世界中の人が楽しく生きられる社会になってほしい」と思いをつづった。

 コンクールには47都道府県と海外から計5万7561編(小学生6605編、中学生2万5402編、高校・高専生2万5554編)の応募があり、小・中・高校部門の最優秀賞を各1編、審査員特別賞を1編、優秀賞を各10編、奨励賞118編を選んだ。

 木村君は、東京五輪のメダルのデザインが公表された記事を読んだ感想をまとめた。記事を選んだ理由については、「美しいメダルの写真が目に入り、読んでみるとメダルのデザインに込められた思いを知ることができた」と説明。作文を書くにあたっておばさんに話を聞いた結果、おばさんは「オリンピックは単なるスポーツ競技会でなく、世界中の人がお互いを認め合いたたえ合う舞台。メダルに込められた『多様性と調和』を大切にしてほしい」と話してくれたことを紹介した。

 最後に「1年生のころから柔道をしているが、柔道は一人でできず、相手とともに成長する『自他共栄』を大切にしており、これは『多様性と調和』と同じ考えだと思う」とし、「これはスポーツの世界だけでなく、ぼくたちが生きる社会にも通じる。オリンピックをきっかけに一人一人が違いを認め合い、世界中のみんなが楽しく生きる社会になってほしい」と願いを込め、自身も努力していきたいと締めくくった。

 受賞に際し「こんなにいい賞に選ばれて驚いています。とってもうれしいです」と笑顔を見せている。木村君は県表彰でも優秀賞に選ばれた。

 全国表彰では日高附属中2年の小森涼葉さんが奨励賞。県表彰では御坊小5年の伏木宏太朗君、日高附属中1年の大星茉凜さん、山本真央さん、同2年の小森涼葉さん、同3年の野口楓樺さんが優秀賞に選ばれた。

写真=優秀賞受賞に笑顔の木村君