農業、環境、観光などの視点から農業農村の振興を考える国土経営研究会(一般社団法人日本水土総合研究所)主催の農村振興と国土経営ルーラルミーティング「みなべ地域振興フォーラム」が19日、ホテル&リゾーツ和歌山みなべで開催され、町地域おこし協力隊員の青木友宏さんが取り組みを発表した。
みなべの潜在的な魅力を環境や歴史などさまざまな視点から掘り起こし、地域振興にどうつなげていけるかを考えようと初開催。地域住民ら約300人が来場した。発表では、東京工業大名誉教授の桑子敏雄さん、日本近世史が専門の慶應義塾大学福澤研究センターの重田麻紀さんら4人が登壇した。
青木さんは「よそ者から見たみなべ町の産業の魅力」をテーマに、紀州備長炭の伝統的な製炭技術を後世に伝えていくために、現在の取り組みを紹介。原木のウバメガシを太い幹から選択して伐採する「択伐」による山づくり技術、窯が熱いうちに原木を入れる伝統技術「はね木」、京都大学とコラボしてVRで製炭技術を学習できる仕組み作りに挑戦していることを説明し、「地域の魅力を適切な形で伝えていきたい」などとアピールした。


