印南町印南、西山浄土宗東光寺(嶋田隆道住職)が、まちの発展への願いを込めて作ったオリジナルお守り「かえる守」が人気となっている。同町シンボルのかえる橋のかわいいイラスト入りで、「無事帰る(交通安全)」「若返る(健康長寿)」「福を迎える(家内安全)」の3つの「かえる」を祈願。ユニークな観光グッズとして参拝客らが買い求めていくという。
東光寺は小栗判官、照手姫の愛伝説で知られ、以前から嶋田住職は地元の語り部として観光客の案内役を務めている。また、町観光協会の会長を務めていたこともあり、「少しでもまちの観光振興に役立てば」との思いがあった。そんな中、「かえる橋は町のシンボルとなっているが、関連したグッズがない。何かつくれないか」と考え、今年2月、京都のお守り専門業者に依頼してかえる守を製作した。
同寺の十一面観音で祈祷(きとう)して、1個に3つの「かえる」の徳を祈願。1個350円。300個製作したが、ご朱印ブームで参拝する客らが珍しがって買っていったり、PR用に配布したりして、現在200個が出払った。来年には追加発注も考えている。
同寺では今年6月、災害時に一時的な避難所として本堂を開放するよう、地元宇杉区と災害協定も締結しており、嶋田住職は「観光や防災、地域住民の交流などで地域に必要とされるお寺でありたい」と話している。
写真=かえる橋のイラストが入ったかえる守


