日高川町平川に工場を持つ精密歯車製造の大和歯車製作㈱(津井克巳代表取締役社長、本社=東大阪市)が、現第2工場の南隣に新たな工場(第3工場)を新築することになり、31日に現地で地鎮祭が行われた。
日高川町の久留米啓史町長、熊谷重美議長ら関係者約30人が出席。紀道神社の間野常民宮司が神事を務め、津井社長らが地鎮の儀を執り行った。地鎮祭終了後には津井社長が「これから私どもが行う事業は非常に責任の大きい事業。この第3工場の建設は大きな命運を握っている」とし、「地元への貢献は何としても果たさなければならない。皆さんの温かいご支援をたまわりたい」とあいさつした。
同社は1948年に東大阪市で創業。工作・一般産業機械、印刷機、発電機、船舶、鉄道、航空機など幅広い分野に使われる高品質・高付加価値の精密歯車を製造している。取引先は国内メーカーを中心に100社を超え、充実した設備と高い加工技術力により直径5㍉の小型ギアも製造可能。2012年には航空機部品製造に携わるには欠かせない認証となる航空・宇宙・防衛品質マネジメントシステム「JIS Q9100」を取得した。日高川町には、1992年に平川の町有の企業用地に和歌山工場(延べ床面積=約5900平方㍍)を建設。2015年に第2工場(約3400平方㍍)を増設した。
第3工場は延べ床面積2644平方㍍。航空機事業の製造体制の強化へ向け、新たな機械を導入し、生産能力の増強を図って顧客ニーズに対応する。新規雇用は地元を中心に正社員20人を予定。投資額は16億5000万円。来秋の操業開始を目指す。
設計は㈱宮本設計(宝塚市)、施工は岩出建設㈱(岸和田市)。
写真=地鎮の儀を執り行う津井社長


