自宅で意識もうろう状態の男性を救護したとして、田辺署は30日、田辺市龍神村宮代、地域安全推進員の浦長男さん(82)に地域安全功労の感謝状を贈った。

 浦さんは同推進員や龍神ブロック駐在所連絡協議会副会長として日ごろから高齢者宅を訪問するなどして地域の防犯指導のリーダー的存在として活躍している。

 今年9月27日、地区の敬老会で一緒だった同地内の一人暮らしの男性(86)が体調不良だったことを気にかけ、翌日、翌々日と毎日家を訪問していた。元気になっていたものの、10月1日、毎朝の散歩に出ていないことからもう一度訪問すると、意識もうろうで仰向けに倒れているのを発見。市の福祉担当職員らに連絡し、救急搬送した。男性は発見が遅れていれば命に危険があったが、早く見つかったおかげで順調に回復し、現在はリハビリをしているという。

 楠山隆署長は感謝状を手渡し、「地域住民のためを思っての活動のおかげで一人の命が救われた。感謝と敬意を表します」とし、浦さんは「福祉の皆さんらが日ごろからかかわってくれているおかげ。快方に向かっていることが何よりうれしい」と話した。

写真=感謝状を受ける浦さん