県警拳銃射撃競技大会が1日、和歌山市木ノ本の県警察学校で開かれ、御坊署が優勝した。部署対抗で1チーム5人の合計得点を競い、御坊署は新田岳人巡査部長(29)=生活安全刑事課=が200点満点中191点で個人優勝。5人合計で1000点満点中、現在の競技仕様となった2008年度以降最高の894点を記録し、初めて優勝旗を持ち帰った。

 射撃の操作技術向上を目的に毎年行われている。元拳銃特別訓練生は参加できず、チーム編成は巡査部長以上の幹部1人以上、前回未出場者2人以上、女性1人以上、拳銃操法技能検定上級者の登録は2人まで。14署と本部6の計20チーム・100人で熱戦が展開された。

 競技は3分以内に15㍍先の標的を撃つ「遅撃ち」、中腰で10㍍先の標的を狙う「腰撃ち」、片膝立ちで15㍍先の標的を撃つ「膝撃ち」、15㍍先に設置された5カ所の標的を撃ち抜く「高撃ち」の4種目。それぞれ50点が満点で、いずれも5発ずつ10点が満点の標的を狙った。

 御坊署は地域課長の梅田明男警部(49)が監督、交通課の小田成幸巡査部長(46)がコーチを務め、新田巡査部長と警務課の鈴木慎仁巡査(27)、地域課の田和佑亮巡査長(32)、草地梨花巡査(23)、前田稜太巡査(19)がメンバー。新田巡査部長は「遅撃ち」「膝撃ち」の2種目で50点を出し、満点賞を獲得したほか、鈴木巡査が176点、田和巡査長が172点、草地巡査が181点、前田巡査が174点をマークした。

 冷静さを保ち、それぞれ集中。9月10日から30日まで取り組んだ練習成果を発揮し、2位の交通部に13点差をつけた。個人で3年ぶり2回目の優勝を飾った新田巡査部長は「全体的にハイレベルのなか、それぞれ高い技術で安定して得点を重ねられました。結果に満足せず、さらに知識と技術を磨き、地域を守るため職務に精励したい」。「快挙や! よくやった」と笑顔でメンバーを迎えた大野矢雄署長は「日ごろの訓練の成果の表れ。非常にうれしい。これを励みに、また業務に生かし、地域の治安維持に一層まい進してほしい」と話していた。

写真=金メダルを胸に(左上から時計回りで)草地巡査、新田巡査部長、前田巡査、田和巡査長、鈴木巡査