美浜町と町社会福祉協議会のみはま健康教室は11日、第15期生の活動がスタートした。

 今期は11月27日までの毎週水曜、計12日間、ステップ運動を中心に、筋力トレーニング、柔軟体操などを行い、健康と仲間づくりに取り組む。初回は地域福祉センターに受講生12人のうち11人が集まり、体力測定などが行われた。

 平均年齢68・3歳の受講生は30秒間スクワット運動などに臨み、自分の体力年齢をチェック。約3カ月間の教室で、終盤にもう一度体力測定を行い、活動の成果を確認する。次回から始まるステップ運動に使用する踏み台の高さを決めるため、心拍数を測りながら昇降運動も行い、無理なく、それぞれに合った条件で始められるよう準備した。

 和田の女性(68)は「仲間を増やし体力をつけるために参加しました。今日の体力測定よりいい成績が出せるよう、3カ月間頑張ります」と話していた。

 過去14年間の教室修了生のうち、約130人が自主サークルに入ってステップ運動を継続中。昨年の教室では平均で体力年齢が約7・4歳若返るという成果が出ている。

写真=ステップ運動をする参加者