御坊市の国保日高総合病院で1日、創立70周年記念式典と新病院名除幕式が行われ、病院の名称を「ひだか病院」として新たなスタートを切った。(10面に関連記事)

 病院や管理運営する御坊市外五ケ町病院経営事務組合の関係者らが出席。曽和正憲院長が「これまで長く親しまれながら、先人、先輩、市民とともに大きくなってきました。地域医療構想のもと自治体病院として、皆さまの役に立てるよう職員一丸頑張っていきたい」と式辞を述べた。

 来賓で管理者の柏木征夫御坊市長が「1市5町、県、日高医師会の理解、協力のもと地域の医療を守り、住民が安心して良質な医療を受けられる地域に発展してきました。新しい名前に実質を伴って地域の人により親しんでもらいたい」と祝辞。県福祉保健部技官の野尻孝子さん、組合議会議長の日裏勝己印南町長、日高医師会の高辻幹雄会長が、それぞれ一層の発展へ期待を込め、曽和院長、柏木管理者、副管理者の畑中雅央由良町長、日裏議長、野尻さん、高辻会長が高さ4㍍の看板の除幕を行った。

写真=曽和院長(右から3人目)らが除幕