御坊市中学生まちづくり派遣事業で5、6日、大成を含む市内5校の生徒合わせて12人が紀の川、橋本の両市を訪れ、産業などについて学んだ。
初日は和歌山市の和歌山電鐵「いちご電車」に体験乗車し、紀の川市の貴志駅で下りて、同市観光交流拠点「紀楽里(きらり)」を訪問。「貴志川線の未来を作る会」の代表者から、「発足当初に会員が7人だけだったところを、最大6300人にまで規模を拡大した地域の底力で、貴志川線の保存に懸命に取り組んでいる。自分から何かやろうと踏み出す勇気が大切」と説明を受けた。
その後、紀の川フルーツ観光局のスタッフから同市について話を話を聞いたほか、華岡青洲顕彰施設の青洲の里で、食育や地元で頑張る精神を勉強。2日目は橋本市を訪ね、地場産業振興センターの「裁ち寄り処」で地場産品の発信、パイル織物資料館でパイル織物について勉強。株式会社TTMの工場を見学し、市役所橋本ブランド推進室からまちづくりの取り組みについて学習した。
7月29日に御坊市で行った事前学習を踏まえ、ワークショップで感想をまとめて意見も発表。御坊市と他2市を比べ、御坊市の魅力を伸ばすためにはどうすればいいか考え、同事業アドバイザーで和歌山大学客員教授の鈴木裕範さんから「中学生のときからまちづくりについて考えることは、誰かに何かをしてもらうではなく、一人一人が自分たちでできることを考えることにつながる」とアドバイスを受けた。
写真=貴志川線について説明を受ける参加中学生(貴志駅前で)


