女子ゴルフの今季メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」で優勝した渋野日向子選手。素晴らしいショットを連発し、20歳の若さで勝利をつかんだ。日本人では樋口久子さん以来42年ぶりの快挙。プレー以外でもカメラを意識しながら駄菓子を頬張る姿も愛嬌たっぷりだ。満面の笑顔で手を振る姿もファンらに好感を与え、メディアからは「笑顔のシンデレラ」などと称された▼笑うことはストレスを緩和させる効果があるという。世界の舞台で戦う選手たちにとっては極度の緊張を感じることもあるだろう。そんな状況の中でもベストを尽くさなければ勝ち切ること難しい。ゴルフのことはまったく知らない筆者だが、渋野さんの笑顔には、緊張感を適度に調整し、自分の力を出しやすい環境を整えることにもつながっているのではないだろうか▼「笑いは百薬の長」「笑いに勝る薬なし」などの諺もあるように健康にもいい。人間の体な中では絶えず、がん細胞がつくられているそうだが、笑うことでがん細胞をやっつけてくれるNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化し、体の免疫を高めるという。ほかに、糖尿尿にも効果があるそうだ。不安や恐怖、悲しみ、痛みなどのストレスがあると、血糖値が上がりやすくなるが、笑うと血糖値が低下することも分かっているという▼複雑化する現代社会はストレスの社会とも言われている。それだけに笑顔の重要性がますます大きくなっているのかもしれない。笑う門には福が来たる。「あまり面白いことがない」「笑うことが少ない」という読者もおられるかもしれないが、無理してでも笑顔をつくることをお勧めしたい。(雄)


