夏本番となり、日本一の梅の産地みなべ町では夏の風物詩、梅の天日干しが真っ盛り。

 梅雨明け後は天気が安定し、連日炎天となる土用ごろから始まるため「土用干し」とも呼ばれる。同町清川、JA梅部会清川出荷会副会長の小田芳信さん(44)の専用ハウスには、塩漬けした梅を並べたセイロ320枚がずらり。2日でひっくり返し、4日ほどかけて干し上げるという。

 小田さんは「暑い日が続きますが、毎日梅干しを食べているので熱中症知らずです。夏本番、多くの人に食べてほしいですね」と話した。

写真=ハウス内にずらりと並ぶ天日干しのセイロ