印南町皆瀬川の旧真妻小学校で28日から、地元有志の「真妻やまびこ塾」(山本育男塾長)が主催するイルミネーションプロジェクトがスタートする。和歌山マリーナシティの光のフェスティバル「フェスタ・ルーチェ」を手掛けている株式会社タカショーデジテック(海南市)の協力を得て、フェスタ・ルーチェのサテライト(衛星)として県内初。校庭にある巨大ツリーのイルミネーションやイベントを企画している。
やまびこ塾は1997年、日裏勝己町長が町長や議員になる前に初代塾長となって発足。校庭にある高さ32・6㍍のメタセコイアをクリスマスツリーとして、毎年赤い工事用ライトをともしてきたが、設備が老朽化。今回、公益財団法人わかやま地元力応援基金が運営する「印南まちづくり基金」の50万円を活用し、新たなイルミネーションプロジェクトを行うことになった。
同塾のメンバーには地元の20代、30代の若者約20人も加わり、若い発想力での地域活性化プロジェクトを企画。イルミネーションの方法について、公益財団法人わかやま地元力応援基金のメンバーになっているタカショーに相談したところ、タカショー側がまちおこしの心意気に賛同。また、タカショーとしては県内にフェスタ・ルーチェのサテライトをつくっていきたいと考えていたこともあって、その第1号としてイルミネーションの施工に協力することになった。
プロジェクト名は、「メタセコイアをシンボルツリーにし、過疎化する真妻にもう一度光を」との願いを込めて、「RE:LIGHT МAZUМA(リライト マズマ)」。今月28日午後7時から地元関係者で点灯式典を行う。イルミネーションは今年の夏休みと、フェスタ・ルーチェが和歌山マリーナシティで催される11月2日から来年3月1日までの期間、点灯を予定している。
8月12日午後5時からは、「真夏の登校日」と題した記念イベントも開催。社会、理科、算数、体育などの時間割を作って真妻○×クイズやツリー点灯、ビンゴゲーム、珍しい夜の餅まきなどを行う。たい焼き、たこ焼き、かき氷などの夜店も出される。参加費は無料。
山本塾長(57)は「地域活性化の思いを次世代につなげていけるよう、若いメンバーに入ってもらった。これを機会に、真妻を離れた人もあらためて故郷への愛着を持ってもらいたい」と話している。
写真=イルミネーションを施したメタセコイアのイメージ図


