1953年の「7・18水害」から66年目を迎えた18日、犠牲者の冥福を祈ろうと、御坊市薗の橋本由枝さん(79)らが天田橋で供養を行った。

 橋本さんの夫で、当時避難した天田橋の上で不安な一夜を過ごした克彦さん(83)が毎年続けてきた供養。入院している克彦さんに代わり、10年ほど前から克彦さんと一緒に来ていた薗の会社員西川徹也さん(49)とともに行った。

 友人で島の山田シゲ子さん(78)、西川さんの次女で御坊幼稚園の愛栞ちゃん(4)も参加。4人で酒を流して手を合わせた。

 橋本さんは「夫はこの日が近くなると、いつも気にしていて、その思いも込めて祈らせてもらいました」。西川さんは有田川町にいた祖母を水害で亡くしており、「日本各地で大きな被害が出る豪雨災害があり、またいつどこで起こってもおかしくない。66年前のことを忘れず、供養を続け、子どもたちにも伝えていきたい」と話していた。

写真=天田橋で手を合わせる橋本さん㊨ら