日高地方から紀南地方の高校等に通う女子学生が意見を発表する国際ソロプチミスト和歌山紀南の第18回クラブ・ユースフォーラムが25日、みなべ町の国民宿舎紀州路みなべで開かれ、紀央館高校3年の上久保晴加さんが最優秀賞を受賞。7月24、25日に神戸ポートピアホテルで開かれる日本中央リジョンユースフォーラムへの参加を決めた。
2年に一度開いており、南部高4人、田辺高3人、和高専5人、紀央館2人、熊野高2人、田辺工業1人の17人の女子が参加し、統一テーマ「20年後のあなたと対話する」で夢や目標などを語った。
紀央館高校ホッケー部で主将を務める上久保さんは、「20年後の私は、中学校の教師になっています」と大きな声で話し始めた。理由は、中学時代に世話になった先生方がいるからとし、所属していたホッケー部の顧問は生徒一人一人と向き合い、悩んでいるときは解決方法を一緒に考えてくれたり、ゴールキーパーとして消極的なプレーになっていたときも積極的になれるよう練習を考え、何度も取り組ませてもらった経験を紹介。「おかげで自信が生まれ、思い切ってプレーできるようになった。駄目だと思っていたことが克服できたと感じ、すごくうれしかった」と振り返った。
もう一人、社会の先生も生徒自身が積極的に取り組める授業をしてくれ、勉強が楽しいと感じたとし、「これらの体験から、私は自分の成長を感じさせてくれる体験を中学生にしてもらいたい、その手助けをしたいと考えるようになりました」と主張。高校に進学する際、友達が行くから、学力が合うからという理由で決める中学生が多いことにも触れ、何を目標に勉強するか、学ぶ意味を考えるきっかけを与える必要性を指摘した上で、「多感な時期でもある中学生とかかわりながら、それぞれの力を引き出し、自分の選んだ道を進めるよう手助けができる教師になりたい。20年後の私は教師として、自分自身が体験した『興味が湧き、もっと知りたいと思ってもらえる授業』をしているでしょうか。していると自信を持って言えるように、努力していきたい」と堂々と話した。
上久保さんの発表は論理的で気持ちが伝わり、発表態度も抜群と最高の評価だった。優秀賞は熊野高校3年の矢出千晶さんだった。日本中央リジョンユースフォーラムは東海から近畿地方の2府12県から135クラブの代表者が集まり、ディスカッションなど行う。


