ある地方新聞に「ツーブロックの髪型が校則違反」という記事が載っていた。ツーブロックと言えば頭の上の方を残してサイドを刈り上げた髪型で、芸能人やスポーツ選手にも多くみられる。その新聞の対象エリアでは約3割の中学校、高校が校則で禁止。髪の毛を染めたり、パーマやそり込み、リーゼントなどと同じ扱いで禁止されており、多くは「高校生としてふさわしくない」とのことだ。
個人的にツーブロックはどちかと言えばさわやかなイメージで、別に中学、高校生がしてもいいと思う。思春期の学生が「ちょっとオシャレしたい」と思うこともあるだろう。最近は子どもの個性を伸ばし、多様性を認めることも重要視される。みんながみんなそういう意識を持って受け入れる社会であれば何ら問題ない。できれば髪型ぐらい自由にしてもいいのではないか。
筆者が中学校の頃は、校則で男子が丸坊主と決まっていた。当時、他の学校では髪を伸ばしていい学校もあり、丸坊主はものすごく嫌だったので、「丸坊主の校則をなくす」と公約に掲げ生徒会長に当選。筆者の代では実現できなかったが、卒業後、後輩が意思を引き継いで署名を集めるなどし、丸坊主の校則を撤廃することができた。
校則が嫌なら、変える努力をしてみるのもいいかもしれない。みんなが力を合わせて取り組むことは、勉強に負けず劣らずの素晴らしい経験にもなる。これは社会人でも同じこと。ルールに従えないなら、変えればいい。ただ、現行のルールがある以上、従わなければ、それこそ学校も社会も成り立たない。守るべきは守り、変えるべきは変える。当たり前のようで難しいのだが…。(吉)


