ことし第23回を迎えた日高サッカー協会主催、本紙協賛の日高新報杯少年サッカー大会は、指導者、協会関係者、保護者、何より選手たちのおかげで無事、盛況に開催することができた。今回も見応えたっぷりの試合がいっぱいで、1点を争う好ゲームに、保護者からはシュートを放つたびに歓声とため息が聞かれ、盛り上がった。印象に残ったのはAクラス準決勝、優勝候補同士の一戦。互角の勝負はPK戦で勝敗が決まり、負けたチームの選手たちが流した悔し涙は美しかった。その悔しさは中学生でもサッカーを続けて晴らしてくれることを願う。
筆者は入社当時からサッカーを担当し、1年目の3月に第2回大会だったのを覚えている。入社前の第1回大会の紙面をあらためて見てみると、Aクラスに9、Bクラスに8チームが参戦。いまは有田地方からも参加していることを考えると、当時の方がチーム数は多い。いまも続いているチーム、もうなくなってしまったチーム、合併したチームとさまざまだが、この大会が歴史を重ねてこられたのは指導者らのおかげであることにあらためて感謝したい。
親子二代にわたって出場してくれる選手もちらほらいるし、指導者としてチームを率いて参加してくれる若者もいる。20代、30代の監督も増えてきた。新しいサッカーの指導プロジェクトをスタートさせる若者も本大会OBだ。日高地方のサッカーの盛り上げに、本紙が少しでも貢献できているのならうれしい。第1回大会の優勝チームの御坊キックマンのメンバーには、Jリーガーとしていまも活躍する酒本憲幸選手の名もあった。将来、酒本選手に続くプロ選手が輩出されることを願っている。(片)


