紀央館高校3年の中川善紀君が同校で初めて、商業系の職業資格7種目を取得し、本年度の県知事表彰を受賞した。工業系の資格では、同じ紀央館3年の成瀬友唯人君と廣辻圭君がともに同校初の2種目を取得。ほかに紀央館は4人が商業系検定で3種目以上を取得し、知事表彰を受けた。
商業系の検定は全国商業高等学校協会主催の珠算、電卓、簿記、会計、商業経済、プログラミング、ビジネス情報、ビジネス文書、英語の9つの資格と、経済産業省主催のITパスポート試験の計10種目。中川君は珠算、電卓、商業経済、簿記、ビジネス情報、ビジネス文書、ITパスポート試験の7種目(すべて1級)の資格を取得した。学校の授業で習わない資格も自主的に学習し、国家資格のITパスポートにも挑戦。卒業後は日高町役場への就職が決まっており、「ワードやエクセルなどすぐに役立つと思います。このほかの資格も役場でのさまざまな業務の中で生かしていきたいです」と話している。
工業系はボイラーや電気工事、危険物など11種目あり、同校からは例年、1種目の合格者はいるが、2種目は初めて。成瀬君は電気工事士第二種と3級電子機器組立技能士、廣辻君は電気工事士第二種と危険物取扱者乙種を取得。2人とも電気工事の仕事に就くことを目標に取り組んできた。成瀬君は御坊市内、廣辻君は田辺市内の電気工事会社に就職が決まっており、ともに「資格を生かして頑張りたいです」と話している。
このほか、紀央館3年生の西口晶斗君が4種目、畑山拓磨君、坂口祥太君、岩城花音さんが3種目に合格し、知事表彰を受賞。知事表彰の対象ではないが、木村優花さんと山本妃奈さんが漢字検定2級に合格した。
写真=(前列左から)中川君、成瀬君、廣辻君、木村さん、山本さん(後列左から)畑山君、西口君、坂口君、岩城さん


