29日告示、2月3日投開票が迫る日高町議選(定数11)で、小浦の新人宮本雅文氏(73)=無所属=が23日、出馬を表明。これで現職10、新人2の計12人が立候補の構えで、無投票ムードが一転、1人オーバーの少数激戦が濃厚となった。
町議選に向けては昨年末まで無投票ムードが漂っており、ことしになって8日朝には一松輝夫議員(69)=阿尾・9期=が引退を表明。この日午後には志賀(柏)の新人湯川克巳氏(61)が名乗りを上げ、定数ちょうどとなっていた。
宮本氏は比井小学校、日高中学校、日高高校、関西大学経済学部を経て1969年4月から銀行員となり、97年1月に退職。その後、小浦区役員を現在まで16年間務めており、うち2004年から7年間は区長も経験。町区長会長も1年間引き受けた。ほか、地元老人会会長、比井小学校PTA会長、学校評価委員、小学校統合に関する検討懇談会委員など多方面で活躍。そんな中、かねて町行政に関心があり、「町長選、町議選が無投票になれば町民の方々は長期間、意思表示の機会を失って町行政に対して無関心になり、議会も緊張感がなくなる」などと、無投票阻止の思いで立候補を決意。比井崎地区で議員が1人になってしまったことも後押しした。抱負については「津波避難場所の確保、充実など防災対策に力を入れたい。また、選挙が無投票ムードになる原因は定数の多さにあると考えており、議員定数削減にも取り組みたい。高齢者福祉にも頑張る」と話している。
去る20日投開票の御坊市議選よりもさらに超短期決戦となる今回の選挙では、前哨戦が一気にヒートアップ。早くも選挙戦突入のうわさを聞き付けた陣営では地盤となる地区でのあいさつ回りや地縁、血縁をたどっての支持拡大などに必死となっている。


