12月8日に和歌山市の和歌山ビッグウエーブで開催される県内中学2年生以下の各地域対抗バレーボール大会「第13回県中学生地方選抜優秀選手強化練習会」女子の部に出場する日高地方選抜メンバーが決まり、31日に松洋中学校で結成式が行われた。過去に3度の優勝があるなど毎年のように上位へ進出する強豪チーム。本年度もスタッフ5人とよりすぐりの12人は「目標は優勝」と声をそろえ、2年ぶりのVへ闘志を燃やしている。

 日高地方選抜は塩﨑泰弘監督(松洋中)、越本明伸部長(南部中)、東孝俊コーチ(中津中)、松本瑞生マネジャー(上南部中)、笹野覚トレーナー(印南中)がスタッフ。メンバーは、垣森咲花、中馬杏梨、小出樹季(以上日高中)、築山実波(南部中)、小早川綾香、森希愛(以上中津中)、湯川陽菜、濵本知夏(以上印南中)、山田真史(名田中)、村上怜花(松洋中)、山口紗弥(大成中)、赤堀来海(上南部中)の12選手。10月14日に松洋中体育館で選考会を開き、メンバーを決定した。全員2年生。ポジションは小出、森、赤堀の3選手がセッターで、残りはアタッカー。アタッカーの平均身長は161㌢。

 結成式では選手一人一人が抱負を発表。主将に築山選手、副主将に小出、村上両選手がそれぞれ決まった。

 今後は今月17日に初練習を行い、他地域の選抜チームとの練習試合などを経て本番に挑む。塩﨑監督は「アタッカーの能力が高く、攻撃型のチーム。力があるので4度目の優勝を決めたい」と戦力に自信をのぞかせ、主将の築山選手は「絶対優勝したい。明るく元気のあるメンバーがそろっているので、しっかりとチームを引っ張っていきたい」と力強く活躍を誓っていた。

 大会は県バレーボール協会が中学生バレーの普及、将来有望な選手の発掘、育成などを目的に開催。強化選手の選考も兼ねる。日高地方選抜は第1、5、11回大会で優勝し、昨年はベスト4だった。

写真=ガッツポーズで活躍を誓う12人のメンバー