美浜町吉原、吉原公園南側の松林で17日、地方創生事業を進める「ふれあいと健康と起業のまち創生協議会」主催のイベント「みはま光のアート展」が開幕した。19日までの3日間、午後9時まで行灯(あんどん)やオブジェが会場に飾られ、多彩なイベントも展開される。

 「ゆあさ行灯アート展」の出展作品、三尾にある絵画・創作教室「アトリエ・ビアンコ」教室生の手作り行灯、松の枝で作ったオブジェなど約80点が松林内に並び、初日は午後5時過ぎに点灯。暗くなると辺りは幻想的なムードに包まれた。

 開会式では森下誠史町長出席の中、同協議会の西垣哲雄副会長が「多世代の人たちがお集まりいただける楽しい広場にしていきたい」とあいさつ。産品コーナーと多目的室、広場の名称募集で最優秀賞に選ばれた関篝さん(熊取町)、山中由紀さん(印南町)、岡前篤史さん(御坊市)らの表彰、チェーンソーアート世界チャンピオン・城所ケイジさんが製作したフクロウ2匹の彫刻作品の除幕もあった。開会式後にコンサートが始まり、多くの地域住民らが光のアートと音楽を楽しんだ。

写真=松林内に行灯とオブジェが並ぶ