JA紀州(芝光洋組合長)が事業展開している移動スーパー「とくし丸」6号車が田辺市龍神村で開業するのに伴い、同JAと田辺市で地域見守り協定を締結。19日に龍神行政局で締結式が行われ、芝組合長と真砂光敏田辺市長が協定書にサインをした。これで同JA管内のすべての自治体と協定を結んだことになる。とくし丸6号車は、8月から本格営業をスタートする。

 とくし丸は、専用の軽トラックにAコープの商品を積み、週2回、高齢者ら日常の買い物に困っている人の自宅前まで行き販売するJA紀州の地域貢献事業。これまでの5号車では約670軒を訪問しており、各車一日8万~9万円の売り上げがある。買い物を通して直接地域住民と顔を合わせ会話をしている販売担当者は異変に気付きやすいという利点を生かし、地域の見守り隊としての役目を果たすことから自治体との見守り協定を締結している。

 協定書にサインした真砂市長は「買い物支援に加え、見守り活動をしてくださることに感謝します。これから連携を深めていき、地域の皆さんが安心して生活できるよう一層の努力をしたい」、芝組合長は「JAは地域と共にあるもの。今後も地域貢献し、皆さんに喜ばれる事業を続けていきたい」と話していた。

 とくし丸6号車はAコープを拠点に、現在60件ほどの試験営業を行っている。本格営業は8月2日からスタートする。

写真=協定書を手に芝組合長㊧と真砂市長