JA紀州(久保秀夫組合長)管内で27日から主力品種の南高梅の出荷が始まり、梅の本格的な収穫シーズンに入った。昨年の30日より3日早いスタート。統合選果場には箱詰めされた南高梅が次々と運び込まれ、初日には主産地のみなべ町と印南町で34㌧が出荷された。ピークは6月中旬ごろで、日本一の産地のみなべ町では7月上旬まで収穫が続く。
今月16日から出荷の受け付けを行っている小梅、20日からの古城に続き、主力の南高の収穫が始まった。現在は、比較的温暖な気候の海岸部を中心に収穫。農家で選別され、10㌔入りに箱詰めされた梅がみなべ町気佐藤の統合選果場などに運び込まれている。サイズは2Lが中心で、山内地内の農家男性(62)によると、「ことしは雨が多かったため、果実の大きさもまずまず成長している」と話していた。
同JA管内では、南高の生産量を不作だった昨年の2万7000㌧に対して3万1840㌧と予想し、市場販売量については昨年実績2033㌧を28%上回る2600㌧で計画している。同JAでは「ことしは雨が多く、果実の肥大も進んでいる。目立った病害虫も少なく、比較的順調に推移しているのではないか。しかし、収穫量は今後の気象条件などに影響されるので、予断は許されない」と話している。

