県警の春の1次異動(23日付)で、御坊署の新署長に大野矢雄(ちかお)警視(54)が着任。新体制のスタートに抱負を語った。
出身は田辺市。1987年4月に警察官となり、和歌山西署を振り出しに国際捜査研修所での語学研修で韓国語を勉強。公安課で外国人の不法滞在や集団密航事件に携わった。警部昇任後、警察庁外事課に3年間出向。その後公安課、岩出署、捜査二課、和歌山西署、機動隊を経て会計課予算管理官、総務課広報室長、警務課の企画室長、次席、警備課長、捜査一課長を務め、今回が初めての御坊署。「妻が由良の出身なので来たことはあります。まちも人もよく自然豊かで生活しやすいという印象。前任の太田(清太郎)署長らからも『人情味があって温かいまち』と聞いています」と話している。
署長として「治安はすべての活動の基盤。ぐらつくと生活や経済は成り立たず、重責を担っている意識があります」と決意新た。「地域や職業、人によって私たちへの求めは違うので、アンテナを高くし、細やかに声を拾って対策をとっていきたい」と熱く、「悪いやつらは許さず、やっつける。逃げ得は絶対に許さん。それが私たちの正義感の原点。被害者の気持ちになって仕事をしたい」と力を込める。
モットーは「明るく元気に苦しいときほど笑え」。「頼りになる警察として、署員一同いつも気合を入れ、頑張りたい。住民の皆さんには治安上の心配や悩み、何でも相談してほしい」とPRしている。
外に出て体を動かすのが好き。「自転車を買って管内を回ってみようと思います」と笑顔を見せる。

