障害者福祉サービス事業所の太陽作業所などを運営する社会福祉法人太陽福祉会(皆川敏治理事長)が活動開始から40年の節目を迎え、24日、美浜町体育センターで記念式典を行う。ボランティアや地域の住民、事業所に支えられ、現在は日高地方に20カ所以上の事業所、施設を展開し、障害者の日中の活動と生活を支援。式典には利用者と家族、職員、来賓ら関係者約300人が出席し、さらなる発展を誓い40年の喜びを分かち合う。
太陽福祉会の活動は40年前、心身に障害のある人の働く場をつくろうと、美浜町の国立療養所和歌山病院(現独立行政法人国立病院機構和歌山病院)旧看護師宿舎の一室を借り、「太陽共同作業所」を開設したのが始まり。1981年6月に同病院敷地内の一部を借りてプレハブの作業所を建設、4年後には法人格を取得し、翌年の86年4月、念願の法人施設「太陽作業所」を開設した。
その後、利用者の増加に合わせて太陽作業所に木工作業所を増築、日高川町蛇尾に太陽作業所の川辺分場(現在は独立して太陽川辺作業所)を開設し、ほか働く場として空き缶等のリサイクルを行う「ワークステーションひだか」(日高町荊木)、パン工房「サンフルひだか」(同町小中)を運営している。
日中の活動支援では御坊市に未就学期の子どもが対象の通園みらい、美浜町に就学期の子どもらの通園みらいⅡ、日高町に通園あこうなどがあり、障害者の生活支援では御坊市と日高町で計10カ所のグループホームが運営されている。
ほかにも、御坊市に御坊・日高障害者総合相談センター、御坊・日高地域活動支援センター、紀中障害者就業・生活支援センターなどがあり、障害者の地域での生活、就労をバックアップ。子どもからお年寄りまで、ライフステージに合わせた支援活動を行っている。
太陽福祉会は「美浜町の太陽共同作業所から活動がスタートし、地域の皆さまに支えられ、40年の節目を迎えることができました。これからも地域に根差した法人づくりに励み、すべての人と協力して差別や偏見のない地域社会づくりに頑張っていきたいと思います」と話している。

