FM大阪を中心とした飲酒運転撲滅プロジェクト、SDD(ストップ・ドランク・ドライビング)の一環「ライブSDD2018」が17日に大阪城ホールで開かれ、事前のSDD全国こども書道コンクールで最優秀賞に輝いた岡本花穂さん(御坊小3年)ら4人の子どもたちがステージで1万人の観客を前に書道パフォーマンスを行った。TRF、スターダスト・レビュー、藤井フミヤらビッグアーティストと一緒に舞台に立った岡本さんは、貴重な経験に「とっても楽しかった」と笑顔を見せている。
 SDDは、「この世の中から飲酒運転をなくそう」という趣旨で3年前からスタート。こども書道コンクでは20文字以内で飲酒運転撲滅のメッセージを書いた書作品が募集され、岡本さんは母の真紀さんと2人で「ほんの一杯夢ある未来水のあわ」というメッセージを考えて書いた。
 今回のライブでは、テレビ番組出演やミュージシャンのCDジャケットを手がけるなど活躍している書家の森大衛さんが子どもたちを指導。作品は全国4ブロックから選ばれた4人のメッセージを合わせて生まれた「ほんの一杯で 大の大人が 未来と運命 転落させるな 飲酒運転根絶 夢ある私たちの 願い」で、岡本さんは最初の1行「ほんの一杯で」を担当した。
 前日から会場入りし、当日は早朝6時半に練習開始。オーケストラの生演奏に合わせて2分半で書くことになっており、早過ぎても遅すぎてもいけないのでリハーサルを何時間も繰り返したという。本番では、岡本さんたちが書いている間、前のステージでTRFのメンバーが踊っていた。
 ライブのフィナーレでは完成した書を掲げ、岡本さんたちも出演者と手をつないで1万人の観客に手を振った。「全然緊張せずに書けました。テレビで見たことのあるTRFのメンバーが笑顔で話しかけてくれたりして、すごく楽しかったです。北海道、岐阜県、福岡県から来ていた他のブロックの人とも仲良くなれてよかった」と笑顔をみせ、客席から見守った真紀さんも「昔からスターダスト・レビューと藤井フミヤのファンで、5時間のライブは素晴らしかったです。花穂のおかげで夢のような体験をさせてもらえました」と喜んでいる。