大手菓子メーカーのカルビー㈱(本社・東京)は、19日からみなべ町などの南高梅を使用した「ポテトチップスはちみつ南高梅味」を販売している。県が協力して商品開発に取り組み、パッケージの裏面には世界農業遺産に認定された「みなべ・田辺の梅システム」の説明も記載。関係者は「誰もが知っている人気商品で、PR効果も大きい」と話している。
 同社が行っている「地元ならではの味」を開発するプロジェクトの一環。和歌山ラーメン、なれずし、湯浅の醤油、うつぼ揚げ煮山椒などの味も案として上がったが、県民になじみのある食材として今回の「はちみつ南高梅」に決まった。これまでも梅味のポテトチップスはあったが、はちみつを加えたのは今回が初めて。昨年6月から県と協力しながら味やパッケージなどに取り組み、商品開発を進めてきた。完成した商品には世界農業遺産に認定されているみなべ町と田辺市の梅が使用され、パッケージの表面には「和歌山の味」「紀州産南高梅使用」などと書かれている。味は梅の爽やかな酸味とはちみつの甘さが楽しめ、パッケージ裏面には「やにこう旨い」という方言も記載。梅システムについても「健康に良くおいしいうめを生み出している和歌山県のみなべ・田辺の梅システムは世界農業遺産に認定されています。約400年にわたる伝統農法が世界に認められたものです」などと表示している。商品がなくなり次第終了とし、最長で3月末まで。和歌山、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良の近畿6府県のコンビニエンスストアや量販店、全国のカルビー直営店などで扱っている。価格は55㌘入りで120円前後。