日本最大級の鍋料理コンテスト「ニッポン全国鍋グランプリ2018」は、27・28日に埼玉県和光市で行われ、和歌山県からは唯一、日高町の天然クエ鍋が参戦する。
同町の天然クエ鍋は、おととし1月の第12回鍋グランプリ以来、2年ぶり2度目の出場。この時は2日間で1000食分を販売したが、順番待ちの長蛇の列ができてあっという間に売り切れ。見事、銅の鍋賞(3位)に輝いた。上位3位が対象となる「J―ブランド鍋」にも認定され、2020年のグランドチャンピオン大会への出場権も獲得した。また、鍋グランプリに参戦したことで、同町の天然クエ鍋が関東はじめ全国にPRできた。おかげで全国ネットのテレビ出演依頼があったり、大手食品業者から大量仕入れの話も舞い込んだ。
それにしても、なぜクエがそれほどまでに人気となったのか。実は関東方面でも以前からクエ鍋の店があり、クエの名はある程度浸透しているらしいが、1人前の鍋だけで価格が1万5000円程度とかなり高級。まさに普段食べられない〝幻の高級魚〟が、鍋グランプリでは1杯500円で食べられるとあって、話題を呼んだ。しかも安いだけでなく、おいしいのである。そんなクエ鍋が2年間の充電期間を経て、再び参戦。前回のイベントで一層知名度がアップしており、今回はさらに人気が出ると予想。前回の2倍の2000食分を用意するため、グランプリや準グランプリも十分狙える。
イベントに向けての準備や当日の調理などスタッフは大変だが、ぜひまた関東で一花咲かせ、2年後のグランドチャンピオン大会に大きな弾みをつけてもらいたい。(吉)

