みなべ町の成人式が4日に町内山内の紀州南部ロイヤルホテルで行われ、新成人157人の門出を祝った。式では西村陸さん(19)=芝=が謝辞を述べ、「自分の行動に責任を持ち、社会の一員として常に向上心を持って前進していきます」と誓った。このあと親睦会が開かれ、久しぶりに会う中学時代の旧友らとテーブルを囲んで話に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごした。
対象は男性80、女性77の計157人。昨年の160人より3人少なかった。
小谷芳正町長は式辞で「これまでの20年間は家族に見守られながら多くの人と出会い、人間として立派に成長されました。これからは感謝の気持ちを胸にさらに成長し、かけがえのない人生を歩んで下さい」とエール。発生が予想される南海地震についても触れ、「災害の際はまず自分の命を自分で守り、次にいままで育ててくれた家族や近所の人を恩返しの意味を込めて助けてもらいたい」とした。来賓の竹本栄次町議会議長も祝福。新成人を代表し、西村さんが謝辞で「成人式を迎えられたのは支えてくださった両親や家族、先生方や地域の皆さんに多くの愛情を持って育てていただいたおかげ。成人としての決意を忘れず、自分を信じ、若者らしく夢と希望を持って責任ある行動のとれる大人となるように精進してまいります」と決意を語った。
このあと親睦会に移り、華やかな振り袖姿の女性、りりしいスーツ姿の男性らがテーブルを囲んで歓談。中学3年生の時の担任だった7人からお祝いのスピーチが行われたほか、ビンゴゲームなどを楽しんだ。専門学校に通う安達良篤さん(20)=芝=は「4月からは就職して社会人になる。一層大人としての自覚を持っていきたい」、短期大学に通う久保明日香さん(20)=埴田=は「成人した実感はまだわいてこないが、これからは大人としての責任を持って頑張っていきたい」と話していた。

