由良町中央公民館で9日、第30回歳末チャリティーカラオケ大会が開かれ、大盛況となった。
 爆笑トークでおなじみの吉田ひとみさんが司会を務め、オープニングはキングレコード所属の演歌歌手大川勝義さん(里)が「箱根の女」などを披露。町内ののど自慢ら44人が次々と登場し、演歌やポップスなどで熱唱した。
 町内事業所コーナーでは、ギターを手にバンダナ、サングラスで長渕剛になり切る出演者や、サンタクロースの衣装で登場するペアもいて大盛り上がり。町社会福祉協議会の職員らは歌のバックで軽快なスコップ三味線の演奏を行い、大きな拍手が起きていた。
 会場には募金箱も設置し、12万6712円が集まった。プログラムの途中で同大会実行委員から募金を受け取った社会福祉協議会の井上充明会長は、「福祉向上へ有効に使わせてもらいます」と礼を述べた。募金は町内園児のクリスマスプレゼント購入や老人ホーム利用者のお見舞金などに活用する。