ことしも早いもので、残り2カ月となった。日本漢字能力検定協会では11月1日から年末恒例の「今年の漢字」の受け付けをスタートする。昨年の漢字は「金」。リオオリンピックでの日本人選手の金メダルラッシュと前東京都知事の政治資金問題などで政治と金の問題が浮上したことから選ばれた。
ことしはどんな出来事があっただろうか。1年を振り返る。▽1月=アメリカの新大統領にドナルド・トランプ氏が就任▽2月=金正男氏殺害事件、プレミアムフライデー開始▽3月=森友学園問題▽4月=福岡で3億8000万円強盗▽6月=将棋・藤井四段が前人未到の29連勝▽7月=東京都議会選挙で都民ファーストが圧勝、九州北部豪雨▽8月=北朝鮮が中距離弾道ミサイルを発射し北海道上空を通過▽9月=秋篠宮家の長女眞子さまが婚約内定、小池百合子東京都知事が希望の党結成、日産の不正検査が発覚▽10月=カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞受賞、衆院選で自民圧勝、神戸製鋼でデータ改ざん――など。このほかヒアリ騒動、「インスタ映え」ブーム、線路逃走問題、芸能人や政治家の不倫騒動などもあった。
どんな漢字が選ばれるのだろうか。森友学園疑惑の「疑」、眞子さま婚約で祝福の「祝」、藤井四段の快挙の「快」、北朝鮮ミサイルで緊迫した「緊」、不倫騒動や日本企業の倫理が問われる問題が多かったことから「倫」も考えられそうだ。
募集は12月5日まではがきやネットで受け付けており、12日に京都清水寺で発表される。皆さんもぜひ、ことしを象徴すると思う漢字を送ってみてはどうだろうか。 (城)

