県は24日、22~23日の台風21号により県全体で約2億1600万円の農林水産業被害があったと発表した。県農林水産総務課のまとめによると、農作物等被害額は約1億8400万円で、印南町を中心に日高地方で多く、主な作物は印南町のミニトマト、キヌサヤ、宿根カスミソウ、スターチス。被害状況は継続調査中で被害面積、被害金額は今後、さらに増える可能性があるという。
最も被害が大きかった作物はミニトマトで印南町と日高町で5・15㌶合わせて約3400万円。印南町島田では強風でハウスのビニールが破れ、収穫前のブランド品種「アイコ」の実に傷がついたり株が弱るといった被害が出た。キヌサヤは印南町と御坊市で計約2000万円、ウスイエンドウは同2市町で計約1200万円。宿根カスミソウも印南町で約1200万円、スターチスも印南町と御坊市で計約900万円と大きな打撃を受けた。パイプハウスや鉄骨ハウスの園芸施設被害は約4100万円。そのうち印南町では10棟で被覆資材の損壊など計約1500万円、御坊市で約1200万円、日高川町で約350万円となった。
農作物以外では畜産関係で13万円。印南町で鶏(ブロイラー)200羽が死んだ。農地・農業用施設は日高川町で800万円。田畑のあぜと水路合わせて5カ所で被害があった。

