美浜町が和田地内の煙樹海岸沿いにある潮騒かおる公園内で進めてきたトイレ建て替え工事が終わり、24日に供用を開始した。
 養護老人ホームときわ寮西約200㍍、県道南側のトイレは1999年4月に供用を開始したが、築18年ほど経過。木造、平屋の建物はシロアリ被害や老朽化で危険な状態となり、昨年12月下旬に閉鎖した。
 本年度に同じ場所で建て替えに着手。鉄筋コンクリートの新しいトイレは旧施設同様の規模となる延べ床面積約39平方㍍で、男女別のトイレと多目的トイレを整備。東隣には新たに障害者専用駐車場も設けた。事業費は約2700万円。設計は和田の㈲北田設計(北田忠史代表)、施工は三尾の㈱玉井組美浜支店(中野茂信支店長)。
 新トイレは和田祭の御旅所近くに位置し、29日の本祭り前の供用開始に地域住民も喜んでいる。