大阪桐蔭高校野球部で遊撃手として活躍した御坊市出身の泉口友汰選手(3年、和歌山日高ボーイズ/マリナーズOB)が31日、柏木征夫御坊市長を表敬訪問し、春の第89回選抜高校野球大会優勝と、夏の第99回全国高校野球選手権大会ベスト16を報告した。
 泉口選手は父の武則さん(55)と2人で訪ね、ユニホームや選抜優勝メダルを見せ、「皆さんの応援のおかげです」と感謝。春夏通じて一番の思い出は「春の決勝で履正社を破って優勝したこと」と笑顔で話した。卒業後は大学進学を目指しているとし、「大学では1年から試合に出られるように頑張る」と次の目標に向かってまい進することを誓った。
 柏木市長は「泉口君のおかげで、高校野球観戦を楽しませてもらった。体に気をつけて大学でも活躍して」とエールを送った。