この夏、日高地方をはじめとする和歌山県内での降水量は例年以上に少ない印象だが、東京では8月の連続降水日数が21日を記録。同じ日本でもこれほど違うのかと驚かされる。県内ではことしは少ないが、尋常ではない雨の降り方をするゲリラ豪雨は年々増えているように感じるのは筆者だけではないだろう。それもそのはず、集中豪雨の頻度が増えていることはデータではっきりと示されている。
気象庁の統計によると、1時間に50㍉以上の大雨が降る頻度は、1970~80年代に比べて3割ほど増加している。筆者が小学生だった30年余り前、いまのようなゲリラ豪雨が降った記憶はあまりない。しかしここ10年ほどは毎年のようにあり、強い雨が地面をたたくたびに水害を心配している。地球温暖化との関連がいわれており、今後まだ増えていくだろう。
温暖化は雨だけでなく、気温にも大きな影響を与えている。子どものころ、最高でも33度ほどだったように思うが、いまは35度超えの猛暑日は珍しくない。熱中症対策として家の中にいるときもエアコンの使用を呼びかけるのが当たり前の時代、事務所で仕事をするにもエアコンなくしてはかどらない。
子どもたちが学ぶ校舎にも空調の設置が急速に進んでいる。文科省がことし6月に発表した全国公立小中学校のエアコン設置率は41・7%で3年前の調査から11・8㌽もアップした。あと2、3年すればエアコンのない学校の方が少なくなるだろう。まだ賛否もあるが、昔と違うこの暑さの中では当然の流れといえるだろう。わがまち印南町も全中学校に設置された。次は小学校にも、予算の関係もあるが、早急な検討をお願いしたい。 (片)

